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家庭用プロジェクター

XGIMI HORIZON S Pro

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遮光できる部屋で4K・Dolby Visionの映像を頻繁に見て、角度調整や自動補正も使いたい人には候補です。昼間の明るい部屋での大画面、頻繁な持ち運び、複数のHDMI機器との常時接続を優先する人は見送って構いません。

XGIMI HORIZON S Proは14万円台を出す価値あり?遮光できる映画派なら候補、昼間中心なら見送り

確認時の最安価格は143,000円。高さ234×幅273×奥行174mm、重さ約4.75kgなので、棚の隅に気軽に置く小型機という感じではありません。購入前に引っかかるのは、やはり価格と置き場所です。

公式仕様には4K、Dolby Vision、1800 ISOルーメン、ISA 5.0による自動補正、一体型スタンドが並びます。映像だけでなく、角度やピントを合わせる手間にもお金を払う機種、と見ると分かりやすいでしょう。

ただし、光学ズームはなく、HDMIは1系統。本体を買えばどの部屋でも柔軟に使える、とまでは言いにくい条件もあります。14万円台を出す前に、どの機能を日常的に使うのか切り分けます。

価格の見方

2026年7月13日の確認時点では、XGIMI公式の商品ページが税込159,800円でした。通常表示価格249,800円に対して36% OFFと記載されていましたが、終了日は確認できません。

同じ時点で、価格.com掲載の最安価格は税込143,000円、送料無料、在庫あり。掲載店はディーライズです。アバックWEB-SHOPでは税込228,690円で、在庫ありと表示されていました。価格差がかなり大きいため、販売店名、保証条件、在庫状況まで見ずに金額だけで決めるのは避けたいところです。

価格や在庫、割引表示は確認後に変わります。独立した英数字の製品型番も公式ページでは確認できなかったので、購入時は商品名の「HORIZON S Pro」まで照合したほうが安全です。

14万円台でも安い買い物ではありません。たまに動画を壁へ映す程度なら、4KやDolby Vision、自動補正に払う金額としては過剰になりやすいと思います。

映像への支払い

公式仕様の標準解像度は3840×2160ピクセル。HDR10、HLG、Dolby Visionに対応し、光源にはデュアルライト2.0、明るさは1800 ISOルーメンとされています。対応作品を大画面で見ることが多い人には、価格の理由が見えやすい部分です。

投影サイズは40~200インチ。ただ、大きく映せることと、明るい部屋で見やすいことは別に考えたほうがいいでしょう。日中のリビングで遮光せず、大画面を常用したいなら、1800 ISOルーメンという数値だけで決めず、より明るさを重視したHORIZON S Maxも比較対象に残ります。

夜間やカーテンを閉められる部屋が中心なら、HORIZON S Proの画質機能と設置機能をまとめて買う考え方はしやすくなります。逆に、4KやDolby Vision対応作品をほとんど見ないなら、この価格を正当化する材料は少なめです。

確認できた主な仕様は次のとおりです。

項目公式仕様
標準解像度3840×2160ピクセル
明るさ1800 ISOルーメン
HDR形式HDR10、HLG、Dolby Vision
光源デュアルライト2.0テクノロジー
投影サイズ40~200インチ
投射比1.2:1
OSAndroid TV 11.0
メモリー・ストレージRAM 2GB、32GB
本体寸法高さ234×幅273×奥行174mm
重量約4.75kg

補正と置き場所

HORIZON S Proは角度調整可能なスタンドを本体に組み込んでいます。別売りスタンドを探さずに投影角度を変えられ、天井投影を考えている人にも関係する仕様です。

ISA 5.0では、自動台形補正、オートフォーカス、スクリーンへの自動アジャスト、障害物自動回避に対応します。置くたびにピントや画面形状を手作業で合わせる手間を減らしたいなら、ここは素直に評価してよさそうです。

ただし、自動補正を万能扱いはできません。公式は自動台形補正について、側面投射の角度を40度以下にするよう案内しています。障害物自動回避も、すべての障害物を避ける保証はありません。

光学ズームには非対応で、使えるのはデジタルズームです。投影サイズを変えたいとき、画質を保ったままレンズ側だけで調整することはできません。本体位置を動かせない部屋では、この制約が自動補正の便利さより先に効いてきます。

端子と内蔵機能

HDMI端子はeARC対応の1系統だけです。ゲーム機、レコーダー、ストリーミング端末などを複数つないだままにしたい場合、本体側だけでは同時接続できません。差し替えや別の切り替え手段が必要になる点は、14万円台の据え置き機として少し惜しいところです。USBは2系統あります。

スピーカーはHarman Kardon製の12W×2。外部スピーカーを必須と決めつける仕様ではありませんが、音質の好みまでは数値だけでは判断できません。本体だけで完結させたい人は、映像だけでなく内蔵スピーカーで足りるかも購入前に考えておきたいところです。

Android TV 11.0を搭載し、RAMは2GB、ストレージは32GBです。対応アプリやサービスの提供状況は変わり得るため、普段使っている配信サービスについては購入時点の対応を確認するのが無難でしょう。

ゲームモードの遅延は20ミリ秒以下とされています。ただし、この値は自動台形補正をオフにした条件です。補正を使いながら同じ数値になるとは限らないので、斜め置きと低遅延を両立したい人は注意が必要です。

見送る条件

約4.75kgで、バッテリー内蔵型のモバイル機ではありません。部屋をまたいで持ち運ぶこと自体はできても、毎回さっと出して片づける用途を中心に選ぶ機種ではないでしょう。寝室だけで気軽に使う、屋外へ頻繁に持ち出す、といった目的ならMoGo系を含むモバイル寄りの機種も比べたほうが話が早いです。

昼間の明るいリビングで遮光せずに使いたい人も、急いで決めなくて大丈夫です。HORIZON S Proの1800 ISOルーメンより明るさを優先するのか、カーテンを閉めて4KとDolby Visionを楽しむのかで、選ぶ機種が変わります。

そして、価格優先の人にはやはり重い。自動補正や一体型スタンドは設置の手間を減らすための機能なので、最初から棚へ固定し、手動調整も苦にならないなら、払った金額の一部を持て余すかもしれません。

投影距離の採寸

本体の投射比は1.2:1で、光学ズームはありません。置いてから画面サイズが合わなくても、レンズ操作だけで柔軟に直せる機種ではないということです。

購入直前には、投影したい壁やスクリーンの幅ではなく、投影面から本体を置く予定位置までの距離を実際に測ってください。その距離で希望サイズを出せるか、公式の投影条件と照らし合わせてから注文するのが最後の確認です。